ようやく訪れる事が出来た。
徳島県海部郡海陽町の上流、
“日本の滝百選”のひとつにして、四国一の名瀑と呼ばれる「 轟の滝 」。
遠路遥々やって来たこの秘境の地なのだが、タイミングが悪かった….
まとまった雨がしばらく無かった為に落水量が少ないのである。
” 轟の名のごとく大地を震わす瀑音 ” の形容には程遠い「 二重の滝 」
そしてなんと運の悪いことに、ここから雨に見舞われるのである….
切り立った断崖の奥に、落差58メートルの迫力と壮厳さに満ち溢れる「 本滝 」
期待していた本滝の虹も拝む事が出来ず、遺憾千万の想いで轟九十九滝を後にしたのである。